シリアルROM

共立電子産業 (2006.11.4)
メーカ 種類 型名 パッケージ 容量 価格
マイクロチップ EEPROM 25LC040-I/P

\178
93LC46B-I/P

\126
93LC46B-I/SN (SOP)

\126
93LC66B-I/P

\157
24LC256-I/P

\378
24LC01

\168


秋月 (2006.11.4)
メーカ 種類 型名 パッケージ 容量 価格
ATMEL EEPROM AT93C46 DIP8 64×16,128×8 \40
ATMEL EEPROM AT93C56 DIP8 256×8,128×16 \70
ATMEL EEPROM AT93C86 DIP8 2048×8,1024×16 \80
ATMEL EEPROM AT24C256 DIP8 32k×8 \160
ATMEL EEPROM AT24C1024 DIP8 128k×8 \600
マイクロチップ EEPROM 24LC64 DIP8 64kビット \100
マイクロチップ EEPROM 24C256 DIP8 32k×8 \160
マイクロチップ EEPROM 24C512 DIP8 64k×8 \300
セイコー EEPROM S93C46 DIP8 64×16 \60

マイクロチップ

メーカサイト(英語)
メーカサイト日本語

ATMEL

メーカサイト (英語)

24LC256

256Kbit (32KB×8)2 線式シリアルインターフェイスバス(I2C. 互換) の電源電圧が 2.5V から 5.5V で動作するEEPROMです。 最高 400KHz で動作してページの大きさは 32 バイトです。

FIG06L07A.jpg(5993 byte)

左図のような端子を持っています。 I2Cに使われるのが SCLSDA です。 SCL が入力でCLKになります、 SDA が双方向でデータになります。 WP は書き込みを無効にします。 A0,A1,A2 はチップ選択番号を入力します。


手順

通信構造
FIG06L07C.emf(14080 byte)

通信はマスタとスレーブの間でバイト単位で行われま す、メモリはスレーブ側です。 マスタは 開始終了 を制御します。 マスタは SCL 端子と SDA 端子を駆動できます。 スレーブは SDA 端子のみ駆動できます。


バイトデータ種類
FIG06L07D.emf(38680 byte)

マスタは通信を 開始 して1番目にコントロールバイト送ります。 コントロールバイトの RW1 のときはスレーブ(メモリ)がデータバイト送り出しま す、 RW0 のときはマスタがデータバイト送り出します。 ACK を駆動するのは受信側です。


ビットの通信
FIG06L07B.emf(55844 byte)

チップの選択

コントロールバイト中に示します。

番地の供給

アドレスバイトに示します。

読み書きの指定

コントロールバイトに示します。

データの授受

データバイトで行います。

データ端子

SDA はオープンドレインの端子なので100KHzでは10KΩ、 400KHzでは2KΩでプルアップします。

書き込み

書き込み行程
FIG06L08A.emf(21480 byte)

マスタは通信を 開始 して1番目にコントロールバイト、2番目にアドレスバ イト上位、3番目にアドレスバイト下位を送ります。 データバイトは借りの記憶場所であるページに記憶さ れます、ページサイズの大きさだけ送ることができま す、ページのサイズの超えた分はページの先頭に戻っ て上書きされます。 24LC256 のページサイズは 32 バイトです。 マスタが 終了 を送ったときに実際にメモリに書き込まれます。 ただし、コントロールバイトのチップ選択番号が端子 と一致して、 WP0 の場合です。

読み出し

読み出し行程
FIG06L08B.emf(22760 byte)

マスタが 受信側 にスレーブ(メモリ)が 送信側 になる通信です。 マスタは 開始 操作に続けてメモリが現在保持している番地からマス タが否定応答するまでのバイト数を読み出します。 マスタは否定応答の後に通信の 終了 操作をします。

番地指定付き読み出し行程
FIG06L08C.emf(34248 byte)

RW0 にしたコントロールバイトだけが番地を設定すること ができます。 書き込み行程でアドレスバイトを送り出した後に 終了 を送らずに読み出し行程を始めることで番地を指定し た読み出しができます。