USBの電気的な接続

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USBは2本の電源供給線と信号線を持っています。 信号線は双方向の電流駆動で平衡型回路になっていま す。 上図は概念を示す接続図です、ホスト側とデバイス側 では基本的な違いはありません。

電流駆動はデータ通信時のみ行われます、それ以外で は無駆動です。

ホストにデバイスが接続されていない時点では両端子 が抵抗で0Vに接続されているので電位は低になります 。

USB1.1では2種類の通信速度を定義していますが、デバ イスの2端子のどちらかを抵抗で高電圧に接続すること で通信速度を分けます。

ホストにデバイスを接続すると2端子のどちらかが高電 位になるので接続と通信速度を検出します。 このためにD+とD-の電位を知る必要があります。

データ通信の最後に両端子を電位0にします、このため にEOPを使います。