論理設計 ICチップを作る No.12 チップ DOC08G12A modoruya.jpg(1043 byte) ueya.jpg(1036 byte) susumuya.jpg(1034 byte)


チップデータ

チップデータはチップメーカの提供するソフトウェアによって作ります。 チップデータを作ることとチップにデータを書き込むだけなら無償で提供されているもので十分ですし 必要ならシミュレーションも無償のもので行えます。

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チップ

論理設計を収めるための電子部品は論理的には何でもかまいませんが電気的な性能を問う場合に 次のものがあります。

  • 動作速度
  • 電源電圧
  • 消費電力

物理的には端子数が足りるかどうか使用可能なパッケージかどうかで選択します。

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論理容量では最適なチップはXC9536なのですが実装は上の図のXC95108に行います。


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上の図のようにチップの端子の割り当てを行ってコンパイルすると必要なチップデータが作られます。

チップデータ作成ソフトウェア

チップデータを作成するソフトウェアで行う操作は端子を割り付けてコンパイルを実施して チップデータをチップに書き込むことです。チップに特有の機能やチップデータ作成ソフト ウェアの基本操作以外の機能を積極的に活用することは論理設計の汎用性を失わせますから 基本的には論理設計を駆使して解決する方向で考えています。


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