目次
 ●条件文
 ◎if文
 ◎switch文
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条件文
if 文とswitch 文の2種類あります。
 
if文
if 文はひとつの条件による真偽で条件付けを行います。
例 1
logicname sample
entity main
input a;
output b;
if (a) {←条件}
b=0;
else {←偽が成立したとき(省略可)}
b=1;
endif
ende
endlogic
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上の例では条件は a だけ書かれています、このとき
の真条件とは a が 1 のときです。
偽条件とは a が 0 のときです。
例 2
logicname sample
entity main
input a;
output b;
if (!a) {←条件}
b=0;
else {←偽が成立したとき(省略可)}
b=1;
endif
ende
endlogic
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上の例では条件は !a と書かれています、このときの
真条件とは !a (a が 0) が 1 のときです。
偽条件とは !a (a が 1) が 0 のときです。
例 3
logicname sample
entity main
input a;
output b;
if (a==1) {←条件}
b=0;
else {←偽が成立したとき(省略可)}
b=1;
endif
ende
endlogic
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上の例は 例 1 と同じです。
例 4
logicname sample
entity main
input a;
output b;
if (a!=1) {←条件}
b=0;
else {←偽が成立したとき(省略可)}
b=1;
endif
ende
endlogic
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上の例は 例 2 と同じです。
 
switch文
switch 文はひとつ、または複数の信号のとる値によ
って条件付けを行います。
例 5
logicname sample
entity main
input a,b;
output c[2];
switch(b,a)
case 0,0: c=0;
case 0,1: c=1;
case 1,0: c=2;
case 1,1: c=3;
endswitch
ende
endlogic
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上の例のように switchに続く ( ) 内に信号を置きま
す。
case の後ろに該当位置の信号がとる定数値を記入し
て条件になります。
真理値表
  b   |
  a   |
  c.1   |
  c.0   |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
1 |
0 |
1 |
0 |
1 |
1 |
1 |
1 |
これは上の真理値表と同じになります。
switch 文を使って真理値表も書くことができます。
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